Archive RSS Login

Psyclecraftersのブログ

Psyclecrafters(サイクルクラフターズ) バイクチューニング&メンテナンス専門店です。 原付バイクの修理から大型レースバイクのカスタム制作まで何でも承っております。

 
Category: メンテナンス  

CBX550エンジンO/H その2

以前に分解までを載せたエンジンを、塗装や内燃機加工が終わったので組み立ての下準備を進めていきたいと思います。

塗装はいつものガンコ―トでウエットブラストを打ってもらったので、ケースのすべてのネジ山をタップでならし、しつこい位オイル通路などを念入りに清掃しました。これをやっておかないと後々エンジントラブルを起こす可能性が高いのです。

DSCF5183_R_20161103235925d2b.jpg

注文しておいたクランクメタルを組み、クリアランスをもう一度確認します。クランクメタルは400と共通だった為部品が出たのですが、コンロッドメタルは550専用だった為、出ませんでした。今回クランクジャーナル部のラッピング処理もしたので念の為にもう一度コンロッドメタルのクリアランスも確認しておきます。

DSCF5184_R_201611032359266ba.jpg

DSCF5186_R.jpg

DSCF5187_R.jpg

クランクシャフトも曲がりを修正してバランスをとってもらいました。写真で分かる通り、白の真新しい切削痕が沢山あり、その分だけ重量バランスが狂っていたという事です。

DSCF5185_R_20161103235928701.jpg

メタルの計測も一通り終わったという事で、今度はオイルポンプを分解してクリアランスをチェックしました。古いオイルの汚れがひどく、部品1つ1つをしっかり洗浄していきます。せっかくケースが綺麗になったので部品も出来る限り綺麗にしたいです。

DSCF5189_R.jpg

DSCF5190_R_201611032359298af.jpg

クランクケースにブリーザーカバーが付くのですが、部品としてガスケットの設定が無く、カバー自体も当然欠品だったので自分で切って作ろうかと思っていた所、シオハウスという方がその部品を作っていると知り、今回使わせていただきました。本当に必要なものなので、とても助かりました。

DSCF5188_R_20161104003544d71.jpg

次回はミッション、クラッチを見ていきたいと思います。



最近修理で入ってきたドカティ900ssです。こんなにポジションのキツいバイクに久しぶりに乗りました。でもそれも許せる位カッコいいスタイリングですね。

DSCF5193_R.jpg





Category: メンテナンス  

Z2とスーパーシェルパ

先日お預かりしたZ2のメンテナンスです。

全体的に程度の良い車両だったので、限りなくオリジナルに近い状態で、オーナー様もこの雰囲気を大きく変える事はしたくないとの意向で作業を行いました。

ノーマルの4本マフラーからワンピ―スの集合管に変更しました。

抜けていたリアサスをリプロ品に交換し、ドライブチェーン、スプロケットを530化しました。

DSCF5159_R.jpg

年式相応なエンジンの外観でこの雰囲気も良いですね。
DSCF5160_R.jpg

車検整備も終わり、完成です。

DSCF5158_R.jpg

試乗をしてZ1系とは違う、750の良さを改めて感じました。

有難うございました。



次はスーパーシェルパのメンテナンスを載せていきます。

走行距離が7万キロを超え、全体を一新すべく一通りの整備を依頼されました。

シリンダーヘッドカバーを外して、バルブクリアランスを測定しました。やはり規定値から外れていたのでシムを交換して調整しました。

DSCF5156_R.jpg

DSCF5157_R.jpg

インシュレーターも硬化してひび割れていたので交換しました。裏に入るOリングも完全に潰れていました。

DSCF5162_R.jpg

DSCF5163_R.jpg

Fフォークも完全分解して、オーバーホールしました。

DSCF5164_R.jpg

DSCF5165_R.jpg

リアサスリンクも分解してグリスアップしました。

DSCF5166_R.jpg

DSCF5167_R.jpg

ブレーキも前後全分解してオーバーホールしました。キャリパーのダストシールが出てきてしまっていて、軽い引きずりを起こしていたのでこのタイミングで整備をしておいて良かったと思います。

DSCF5170_R.jpg

Rブレーキピボットも分解しグリスアップしています。こういう部分が後々引きずりの原因になる事があるのでしっかりやっておきます。

DSCF5168_R.jpg

今回交換した部品たちです。殆どがゴムパーツです。この位の年式になってくると硬化が進んできちんと機能していない物が殆どだと思います。

DSCF5174_R.jpg

前後タイヤとドライブチェーンも交換して、完成です。

DSCF5173_R.jpg

リムのアルマイトが腐食してなんだか良いカンジの模様みたいになっていました。

DSCF5172_R.jpg

車検の無いオートバイなので、オーナーの管理意識が無いと今回のような一通りの整備をするまでには至らない事が殆どだと思います。致命的に壊れてしまう前に点検、整備をすれば結果的に大きな痛手を負う事にはならないと思います。




最後に、

サイレンサーに口を突っ込んで声の響きを確認する生物がいたので思わずパシャリ

image2.jpg

子供の視点や行動はおもしろいなぁと思いました。


Category: メンテナンス  

DUCATI M900 フロントフォークO/H

古くから知っているお客様で先日お預かりしたDUCATI M900の修理を載せていきます。

フォークからのオイル漏れがあったので早速分解してしまいました。

DSCF5149_R.jpg

1つ1つ洗浄していきながらダンパーロッドの状態やスプリングの自由長などの計測などをして異常がないかを確認していきます。

インナーチューブには少し点錆が浮いていたので出来る限り綺麗にしました。

DSCF5150_R.jpg

フォークシールはSKFを使いました。組んだ時でもシールの抵抗感が無い事がよく分かります。純正にこだわらない方にはお勧めしています。

フォークオイルはモチュールのファクトリーラインを使用しました。

DSCF5151_R.jpg

そしてダンパーロッドのエアー抜きをした後フォークの油面を合わせます。フォークオイルは必ず量ではなく油面で合わせます。

分解前の設定に戻して無事完成です。

DSCF5153_R.jpg

今回はグリーン色を使いましたがブラックもあります。お好みでどうぞ。


前回久しぶりにお預かりした時にもう1つ修理をした箇所があるのですが、原因はドライブチェーンのサイズを間違えた事でクランクケースとカバーを少し削ってしまい、オイル漏れが激しくなってしまっていました。

DSCF5131_R.jpg

DSCF5133_R.jpg

左のケースカバーを外し、オイルストーンで修正しました。そこまでひどく削れているわけではなかったので溶接肉盛りはせずに済みましたが、年式によってチェーンのサイズが違うので正しいサイズにしました。その後オイル漏れもピタリと止まったので大事に至らずに良かったです。

DSCF5154_R.jpg

納車時、オーナー自ら撮影してくれました。下からのこの角度がいい!子供を撮る時も・・・とブツブツ言いながら撮っていました。

長年このバイクを乗っていて、このモンスターに変わる物は無い!と仰っており、よほど愛着を感じているんだなぁと思い聞いていました。

有難うございました!


Category: メンテナンス  

Z1100R メンテナンス 其の2

クラッチハウジングを外してみた所、やはりダンパーのガタが手の力で大きく動いてしまう位だったので、ハウジングは交換する事にしました。ここにガタがあるとエンジンからの異音も、伝わってくる振動も大きくなるのでそういう症状がある場合は純正部品がまだ出るので早めの交換をお勧めします。

DSCF5097_R.jpg

装着後
DSCF5099_R.jpg

次にオイルパンも分解してみると、オイルポンプのストレーナーが隙間が無くなるほど目詰まりしていました。

DSCF5086_R.jpg

DSCF5085_R_20160702222034a96.jpg

オイルパンの底も画像の通りヘドロが溜まっていたのでしっかり洗浄しました。オイルポンプを外してみた所、Oリングを表と裏が逆に組み付けてあり、完全に潰れてしまっていたので、新品部品を正しい方向に組み付けました。これと同等の物がクランクケースの合わせの部分にも使われているので少し不安が残りますが今回は予算の都合上見送る事になりました。

分解直後の状態
DSCF5087_R.jpg

洗浄後
DSCF5101_R.jpg

DSCF5102_R_201607022231541bc.jpg

いよいよ車体にエンジンを載せます。分解時に気が付いていたのですがフロントエンジンマウントにU字型のスペーサーが入るのですが、このバイクにはそれが無い状態でボルトが締まっていた為、エンジンハンガーが少し歪んでしまっていたのを修正して、U字型のスペーサーを付けました。

DSCF5103_R.jpg

DSCF5104_R.jpg

これでやっと本題のCRキャブレターの取付けに入ります。

今回オーナー様の要望でスロットルホルダーにアルミの削りだしを使うのはちょっと違うとの事で、時代感の合う部品を使用しました。ワイヤーの角度が絶妙で1100Rのアッパーカウルにも無理なく付ける事が出来ました。

DSCF5127_R.jpg

右のハンドルスイッチも社外品を使いたくはなかったので、純正部品を加工流用しました。

CRのセットアップもしっかり決まり、完成です!

DSCF5128_R.jpg

今回も予想外の事が色々あり、予定より時間が掛かりましたがオーナー様にも喜んでもらえて安心しました。

これでZ1100Rの本来の走りが出来るのではないかと思います。

DSCF5130_R.jpg

有難うございました!!


Category: メンテナンス  

Z1100R メンテナンス

最近はお陰様で忙しくさせていただいており、気付くと5年が過ぎて6年目を迎えております。

さらなる5年も生き残れるよう真面目に取り組んで参りますのでお付き合いの程宜しくお願い致します。


先日お預かりした1100Rです。

今回のメインの作業はCRキャブレターに交換する事でしたが試乗してみた所、エンジンからの異音が気になったのでオーナーに承諾を得て先ずはヘッドカバーを外してみました。するとカムホルダーのメタルがズレて出てきていました。エンジンを下して作業した方が効率が良いと思ったので、エンジンを下ろしました。

DSCF5071_R.jpg

DSCF5090_R.jpg

カムホルダーの取付けボルトを確認してみた所、12箇所のネジ穴がバカになっていました。J系のエンジンには割とある事なのですが今回はかなり箇所が多い印象です。
すべてにヘリサートを入れて修理しました。

DSCF5089_R.jpg

修理を終えてバルブクリアランスを見た所、バラつきがあったのでクリアランスも合わせました。カムシャフトメタルもこの時に全箇所新品に交換しました。

DSCF5095_R.jpg


DSCF5091_R.jpg


カムチェーンテンショナーを小型の(S1タイプ)の物に交換しました。

DSCF5094_R.jpg

次に発電不良があるとの事だったので、オーナー様から新品のステーターコイルを預かっていたので、ダイナモカバーを分解して見てみると、マグネットローターに所どころクラックがありそのまま使用するのは危ないので交換する事にしました。スタータークラッチも念の為にスプリングとローラーを交換しました。

DSCF5081_R.jpg


DSCF5080_R.jpg


DSCF5079_R.jpg

ここの取付けはトルクをかなり掛けなければならないので、ホルダーを使用してトルクレンチで規定トルクまで締めます。

DSCF5096_R.jpg

次にトランスミッションからのオイル漏れが気になるとの事でしたので、分解して見てみるとシフトロッドのオイルシールに掛かる部分に傷が付いており、ここからオイル漏れをしている事が分かりました。

DSCF5078_R.jpg

この部品は今でも純正で出るので新品に交換しました。アウトプットシャフトのオイルシールも新しくしています。

DSCF5076_R.jpg


次回はクラッチを分解してみてみます。


05-2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

04   06

全記事表示リンク
検索フォーム
プロフィール

サイクルクラフターズ

Author:サイクルクラフターズ
FC2ブログへようこそ!

QRコード
QR
アクセスランキング
[ジャンルランキング]
車・バイク
1969位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
バイク
890位
アクセスランキングを見る>>