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Psyclecraftersのブログ

Psyclecrafters(サイクルクラフターズ) バイクチューニング&メンテナンス専門店です。 原付バイクの修理から大型レースバイクのカスタム制作まで何でも承っております。

 
Category: メンテナンス  

TX750トランスミッション修理

8月の終わり頃エンジンの腰上をオーバーホールした車両ですが、発進時にローが抜けるというトラブルが出たので、今度は腰下を分解することなり、2度目のお預かりとなりました。

早速エンジンを降ろし、クランクケースを分解します。

002_R_20121108205102.jpg

トランスミッション、シフトフォーク、シフトドラムすべてを分解し、各部の状態を確認します。

まず、シフトフォークの異常磨耗がありました。

004_R_20121108205115.jpg
005_R_20121108205121.jpg


フォーク下側の部分が完全に磨り減っていました。

これだけ消耗してしまうとギアがスラスト方向に大きく動いてしまうので、発進時にトルクが掛かり始めるとローギアが抜けるという原因になってしまっていたのでしょう。

1643_R.jpg

ローギアにはまるドック部の角が大分落ちてしまっていました。(写真左側)

003_R_20121108205109.jpg

シフトフォークの溝も大分磨耗していました。(左の光っている部分が磨り減っている所)

ここの磨耗が進むと、窪みが出来てそこでフォークの動きが止まってしまうので変速がスムーズに出来なくなります。

予想ですが、前オーナーのギアチェンジが大分荒かったのではないかと思います。

前回エンジンをもう一機買っていたおかげで、すべてのパーツを部品取りで保管していた為状態の良いもう一つの物を使う事が出来ました。

1634_R_20121108212035.jpg

まずアッパーケースにシフトドラム、シフトフォークを組み付けます。

そしてトランスミッションassyを載せ、ミッションの入りをローからトップまで確認します。

1640_R.jpg

ただ載せただけではスラスト方向に大きく動いてしまうので、クラッチハウジング、ドライブスプロケットを仮組みして正確なギアの位置を合わせます。

そしてドックのクリアランスや送り位置を各ギアごと確認していきます。

ドライブスプロケットを指で回転させながらスムーズに変速させられるかも、何度も確認します。

ミッションが組みあがった所でロアケースを組み、バランサーを取り付けます。

バランサーの位置がずれてしまうと、ウエイト同士がぶつかり最悪の場合破損してしまうので、ここは慎重に位置を合わせます。

1641_R_20121108213316.jpg


クランクを回転させ、ウエイト同士がぶつからないことを確認したので、これでオイルパンを装着して左右のスタータークラッチ、クラッチを組み付けて完成です。



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