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Psyclecraftersのブログ

Psyclecrafters(サイクルクラフターズ) バイクチューニング&メンテナンス専門店です。 原付バイクの修理から大型レースバイクのカスタム制作まで何でも承っております。

 
Category: メンテナンス  

セロー225 修理

古くからのお客様で林道用に使っていたセローが、最近色々な所に不調が出ているとの事で、お預かりする事になりました。

早速試乗してみた所、エンジンからの異常な振動と音・・・これはただ事ではないと思い早速エンジンをバラしました。

DSCF5003_R.jpg

DSCF5004_R.jpg

原因は大端部のガタでした。オーナーに連絡した所、このエンジンを直すのはお金が掛かり過ぎるという事で、ベースエンジンをヤフオクで探す事になりました。

同じ型式のエンジンが中々見つからなかったので、前期型のエンジンを乗せ換える事にしました。ここからが大変で、この車種は仕様変更が多く、パーツリストと現物を比べながらエンジン部品を移植していきます。ベースエンジンは中の程度は良かったのですが、外見はサビサビボロボロで、ボルトが5本折れました。毎度ですが、抜き取るのは大変な作業です。

エンジン搭載が終わり、キャブレターを掃除してエンジンを掛けてみた所、普通に掛かる時は掛かるのですが、不意に調子が悪くなったりまたすぐ元に戻ったりの繰り返しで、オーナーに聞いてみた所、以前からこの症状が出ていたという事で、CDIユニットの抵抗値を調べたりしましたが、数値上はほぼ正常でこの部品がダメという特定がしずらく、今までの経験からこういう症状で確率的に高いのはCDIユニットだろうと思い、新品に交換しました。

DSCF5015_R.jpg

早速交換しエンジンを掛けてみた所、全く変わりません・・・それじゃあ次に壊れる確率として考えられるのはパルサーコイルだろうと思い、テスターではほぼ正常値だったのですが、目安としてしか見ていないので、ここを交換する事にしました。

DSCF5023_R.jpg

付けた当日は雨で試乗が出来なく、工場内でエンジンを掛けていた時はその症状が出なかったので、直ったかな!と思いましたが、翌日意気揚々と試乗し、20分後いきなり調子が悪くなり、がっくり肩を落として帰ってきました。

こうなると残りはチャージコイルしかありません。ベースエンジンのステーターが使えるんじゃないかと思い、分解して見比べた所、全く違う形をしていました!しかし丸々移植すればもしかしたら使えるのではないかと思い、取り替えてみた所、今度は火は飛ぶのですが全くエンジンが掛かりません。甘くなかったです。

DSCF5022_R.jpg


しょうがないので部品を注文し、新品を取り付けました。もうこの段階でダイナモカバーを3.4回付けて外しの繰り返しです。後半は1行程5分で取り替えられる技術を身に付けてしまいました。

そしてようやく完成です。試乗したらあまりの調子の良さに、ヘルメットの奥から涙がこぼれてきそうになりました。。

オーナーも、喜んでくれたのでホッとしました。


自分自身も久しぶりに頭を悩ませていい勉強になった今回の修理でした。

DSCF5024_R.jpg
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