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Psyclecraftersのブログ

Psyclecrafters(サイクルクラフターズ) バイクチューニング&メンテナンス専門店です。 原付バイクの修理から大型レースバイクのカスタム制作まで何でも承っております。

 
Category: カスタム  

Z1ヨシムラST-1 其の2

前回の続きです。

シリンダークリアランス・ピストンリング合い口等の計測も終わりカーボン除去とピストントップの鏡面加工をします。

BEFORE
002_R_20130122203427.jpg

AFTER
004_R_20130122203440.jpg
003_R_20130122204118.jpg

自分のヒゲ面の顔が写るまで磨き込みました。

ピストンピンやリングなどは必ず元の位置が分かるよう管理しておきます。

ピストンが終わったので次はシリンダーヘッドの作業に入ります。

まずバルブやシリンダースタットなどすべてのパーツを外し、バルブステムの消耗、ガイドのガタなど一本ずつ確認しながら分解していきます。

001_R_20130122204724.jpg

バルブのカーボン落としと鏡面加工も行いました。

燃焼室ドームも軽いバフ掛けをしました。
005_R_20130122204730.jpg

ピッカピカです。
007_R_20130122203510.jpg

ポート内のカーボン洗浄も終わった所で今回のメインのステージⅠカムシャフトを取り付ける為の加工を行っていきたいと思います。

まずはカムシャフトをセットし干渉する箇所を確認します。

Zは個体差があるので干渉しない場合もありますが、私は毎回ヘッドを分解し必ず確認をします。

009_R_20130122203523.jpg

このヘッドはノーズ部分がぶつかりカムが回らない位だったので、逃がし加工をしていきます。

オーナーの山本さんは今後ステージⅠ以上のカムは使用しないと言う事だったので必要以上に削らないようにしました。

008_R_20130122203516.jpg

そして先に点検しておくべきカムホルダーに規定トルクを掛け、カムシャフトが抵抗無く回るかどうかも確認します。

ヘッド自体が熱で歪んでカムの回りが渋くなる事もあるのと、カムホルダー自体が他のヘッドの物を使われているという事もよくある事なので必ず確認しておくべき所だと思います。

この時にカムホルダーのねじ山が浮き上がってこないかも確認しておきます。


そしてカムを取り外し、逃がし加工を行っていきます。

BEFORE
002_R_20130122211508.jpg

AFTER
001_R_20130122211417.jpg

カムシャフトはスラスト方向にも若干動くので、その分も見て先に軽くケガキ線を入れ、削っていきます。

後はカムシャフトメタルが減った時の事も考えて深さを考えて削ります。

作業をしながら時々カムシャフトを載せ、クリアランスが均一になるようにしていきます。

外からは決して見える所では無いのですが、綺麗に加工することを心がけています。

作業が終わったらタペットキャップ周辺も軽くバフ掛けをします。



ヘッドを潤滑したオイルがなるべく早くクランクケース内に落ちるように、カムチェーントンネル内のバリも落とします。

011_R_20130122212742.jpg


次回はシリンダースタッド部の溶接修理をしていきます。








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